病院長インタビュー

病院長 齋藤 隆司 医師
精神科医療を志す方はいつでも御来訪下さい。転科希望者も歓迎致します。

これまでの経歴

ご経歴や地域活動について

大学卒業後は大学病院で内科、放射線科学、精神科学を研修しました。
東春病院に着任後は、微力ながら当地域の精神科医療を担っております。
また、地域活動として保健所での精神保健相談、特別支援学校顧問医、就労支援事業所顧問医等を させてもらっています。

東春病院について

病院の運営方針について

1)お互いの立場や人となりに配慮しつつ、医療の質の向上を目指すこと。
2)チームワーク医療が行い易い環境を整備すること。
3)社会資源を活用し、地域生活支援、退院促進をすること。
4)精神病性障害だけではなく、認知症に伴う、せん妄状態にも速やかに対応すること。 この4つを支柱にしています。

東春病院の現状について

現在、当院では精神科専門医指導医が2名在職しており、日本精神神経学会による「精神科専門医制度研修施設」として認定も受けています。さらに、内科医師(日本内科学会認定医・専門医、消化器病学会専門医)も、常勤医として在籍しており、内科疾患に関しても、いつでも相談や応援を受けられる体制となっています。 
また急性期から慢性期まで病期を問わず対応している病院であるため、看護職員はもとより精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)、作業療法士、薬剤師、臨床検査技師、臨床心理士等のコメディカルスタッフも充実しています。
その他、地域の2つの公的病院の協力型臨床研修病院でもあるため、毎年20名前後の研修医が当院において研修を行っています。

約25年の病院経営で、変化したことはありますか?

社会の高齢化に伴い、患者さんも高齢化したことが一番の変化です。
以前は若い統合失調症の患者さんが比較的多数を占めたのですが、現在は肺炎の後にせん妄状態を引き起こす等、身体状態の悪化により精神症状が誘発される高齢の患者さんが増えています。
ですから、他院からそういう状態像の患者さんの診察依頼があれば、速やかに対応することにも力を入れております。
その逆に、当院で内科的あるいは外科的な急病人が発生すれば、地域の公的病院あるいは民間病院に診療や入院を受け入れて頂いております。
職員側で言えば、10年選手、20年選手の看護職員をはじめとした長期勤続者が多く、スタッフのレベルが比較的高い傾向にあります。

求職者に向けて

どのような方を求めていますか?

病院長 齋藤 隆司 医師

1)人間関係を上手く保てる方
2)看護職、コメディカル、事務職と話合いができること
3)独りよがりにならない方

医者と看護師だけでは病気は治せません。
特に精神科は、患者さんの家庭生活・社会復帰に関して、たくさんのスタッフと協力しながら「どういう援助方法が患者さんに最善か」を考える必要があります。
つまり、職員同士の人間関係を保ちつつ悩んだ際は「報告・連絡・相談」をする等、きちんとコミュニケーションが出来る方を求めています。

最後に、求職者に向けて一言お願いします。

精神科に興味のある方、転科希望者、精神保健指定医取得希望者等、技術向上・研鑽する環境は整備されているので、精神科医療を志す方は、一度見学方々御来訪下さい。

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