勤務医師インタビュー

入職のきっかけ

病院長の人柄の良さ、医局の雰囲気、症例数の多さなど、
多くの魅力がある病院です。

東春病院に応募されたきっかけを教えて下さい。

別の病院に勤めている頃、東春病院で働いてる常勤の先生と知り合う機会があり、東春病院の存在を知りました。
その後、家庭の事情で愛知県に転居することになった為、東春病院へ応募しました。

東春病院に転職をされた決め手はありますか?

面談をしたとき、齊藤病院長のすごくしっかりした考えや人柄が転職の大きな決め手になりました。私は医師として経験が浅いので、この先生についていけばもっと自分は成長できると思い、転職を決めました。

病院長のしっかりした考えとは、具体的にどのようなものですか?

齋藤病院長は「精神科医はちゃんと患者さんと遊べないとだめだよ」とよくおっしゃられます。
「単なる診療だけでなく、患者さんとのコミュニケーションなど、それ(診療)以外の部分で患者さんと関わりを持つ。そういうところがないと精神科医は、いけないよな。」という考えにとても共感を持ちました。

外来・病棟について

外来について

現在は週に1コマ、午前外来担当しています。診療は9:00から大体12:00くらいまでです。
患者さんの数は週によって異なりますが、大体30名ほどです。
多い日は50名近くになることもあります。
初診の方は1日3名くらいで、ほとんどの患者さんが再診です。

外来で多い疾患は?

再診の方は統合失調症の方が多いかなという印象です。
デイケアも併設してるんで、そちらに通っていただいたりもしてると思います。
新患だと結構、うつの方が多いです。また、最近は認知症も増えてきました。

患者さんの年齢層は?

若い方は少ないです。通院が長い方は必然的に年齢が高くなってしまいますので、 50代~60代の方が多いです。
若い方は全くこないわけではありませんが、私の担当患者さんの中で10代は数人、あとは成人の方ですね。

外来以外の業務内容について教えて下さい。

病棟管理や当直業務があります。病棟では30名くらいの患者さんを担当しています。

当直について

当直業務について教えて下さい。

当直は、通常の当直と救急当番の当直があります。
通常の当直では病棟管理をします。救急当番も含めると、常勤医全員が月に1~3回ほど当直を担当します。

救急当番とはどのようなものですか?

愛知県の精神科救急当番のことです。
愛知県はいくつかのブロックに分かれていて、「このブロックの今日の救急当番はここの病院です」という割振りが毎日されています。
たとえば「今日は東春病院が救急当番です」となっていれば、そのブロック内で起きた精神科救急対応が必要な事例は基本的には東春病院にまわって来ます。
月2~3回は当院に当番があてられてるのですが、その日は必ず当院の精神保健指定医を持つ常勤医が当直をします。

当直では1日に何件くらい患者さんが来られますか?

通常当直は基本的に病棟管理がメインなので、ゆったりした当直になります。
救急当番は、日によって差があります。終日を通して1件だけのときもあれば、土日だと10件近く警察官や救急隊の方に連れてこられた方を診ることもあります。

東春病院について

診療以外の部分では、どのような場面で患者さんと関わりを持たれていますか?

ここは、患者さんとの交流を大切にしています。
たとえば、スタッフが参加して患者さんと週に1回程度卓球レクを行ったり、また、毎年1回はお泊りレクとして医師や心理士などが参加し、患者さんと一緒に旅行に出かけたりもします。
今年は温泉でした。

当院で勤務をするメリットはどのようなものがありますか?

まず、当院は救急もやっているので指定医や専門医をとるための症例が診れることがとても大きいと思います。
そして、医局の中で風通しが良く、分からないことあればすぐ齊藤病院長や先輩の先生に相談ができます。
ほかにも、名古屋市内から近く通勤の面でも便利であったり、基本的には残業や呼び出しがありません。プライベートと仕事のオンオフがはっきりしている点など、たくさん魅力があります。

患者さんに内科的処置が必要な場合はどのように対処されていますか?

転院や紹介などの最終的な判断は主治医がしますが、自分の手におえない、または自分の知識では足りないと感じる部分は、内科の先生に相談しています。
今月より僻地医療に携わっていた総合内科の常勤の先生が入職されたため、本当に心強いです。

看護師やコメディカルスタッフとの連携で特に気をつけていることはありますか?

患者さんの状態に応じて職員同士で話し合い、偏りのない対応をするように努めています。
たとえば依存度の高い患者さんが、ある一人の看護師さんに対してすごく信頼感をおいていているとします。
そんな患者さんには、「私はあなたにだけ悩みを打ち明けられる。」と言われて、看護師さんが親身に話を聞いてしまうと、そこだけで話が完結し、他の医師や心理士に何も語ってくれなくなるケースがあります。
また、しばらくしてその看護師さん自身がそういう悩みを一人で抱えきれず、その関係が破綻したときには、ずっと話を聞いてもらっていた患者さんの病状が悪化するようなケースは精神科ではよく起こります。
そのような事態を避ける為に、臨床現場では『この症状の患者さんにはこういう対処をしましょう』というように、看護師、医師、心理士を含め情報を共有し、対応の統一をはかるように心がけています。

最後に、求職者へ向けてメッセージをお願いします!

当院はどちらかというと比較的穏やかでアットホームな病院です。
お越し頂けるなら、ぜひ協力してやっていければと思います。
お気軽にご見学へお越し下さいね!

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